ゆめスタMBTI診断
感覚型(S)vs 直観型(N)を理解して自己分析を深めよう
MBTI基礎知識

感覚型(S)vs 直観型(N)を理解して自己分析を深めよう

株式会社ゆめスタ

就活で「自分の強みが分からない」「どんな仕事の進め方が向いているか分からない」と悩んでいませんか?

実は、MBTIの**感覚型(S)と直観型(N)**の違いを理解すると、あなたの情報収集の仕方や得意な分野が明確になります。この記事では、2つのタイプの違いから就活での活かし方まで、具体例を交えて分かりやすく解説します。

この記事で分かること

  • 感覚型(S)と直観型(N)の基本的な違い
  • それぞれのタイプの強みと弱み
  • 日常生活や仕事での行動パターンの違い
  • 就活や自己分析での活用方法

読了時間: 約6分


目次

  1. 感覚型(S)と直観型(N)とは?
  2. 2つのタイプの具体的な違い
  3. 日常生活でのあるある比較
  4. 就活・キャリア選択での活かし方
  5. まとめ:自己分析を深めるアクションプラン

感覚型(S)と直観型(N)とは?

MBTIの2つ目の指標

MBTI診断の4つの指標のうち、2つ目の指標が感覚型(Sensing)と直観型(Intuition)です。

この指標は、情報をどのように収集し、理解するかという認知スタイルを表します。

感覚型(S)の基本特徴

S型は、五感を通して得られる具体的で現実的な情報を重視します。

主な特徴

  • 「今、ここ」に焦点を当てる
  • 事実やデータを信頼する
  • 詳細に注意を払う
  • 実践的で現実的
  • 経験から学ぶ

日本の割合

日本人の約**60-65%**が感覚型と言われています(2025年現在)。

直観型(N)の基本特徴

N型は、パターンや可能性、抽象的な概念を重視します。

主な特徴

  • 「未来、可能性」に焦点を当てる
  • 理論や意味を重視する
  • 全体像を把握する
  • 革新的で創造的
  • 直感から学ぶ

日本の割合

日本人の約**35-40%**が直観型と言われています。


2つのタイプの具体的な違い

情報収集の方法

項目 感覚型(S) 直観型(N)
重視するもの 事実、データ パターン、意味
焦点 現在 未来
情報源 五感(見る、聞く、触る) 直感、ひらめき
詳細度 細かい部分まで 全体像を重視
学習スタイル 段階的、実践的 飛躍的、理論的

問題解決のアプローチ

感覚型(S)の問題解決

例:新しいスマホアプリを使う場合

  1. まずマニュアルを読む
  2. 画面の指示に従って一つずつ進める
  3. 分からない機能は試しながら覚える
  4. 経験を積んで習熟する

特徴:段階的、確実、実践重視

直観型(N)の問題解決

例:新しいスマホアプリを使う場合

  1. 全体の機能を見渡す
  2. 仕組みを推測して試す
  3. 裏技や応用方法を探す
  4. 新しい使い方を発見する

特徴:全体把握、推測、革新重視

コミュニケーションスタイル

感覚型(S)の話し方

  • 具体的で詳細な説明
  • 「昨日の午後3時に、渋谷駅のハチ公前で」
  • 時系列で順序立てて話す
  • 事実を正確に伝える

「昨日、図書館で経済学の本を3冊借りました。1冊目は○○著の『△△』で、2冊目は...」

直観型(N)の話し方

  • 抽象的で全体的な説明
  • 「最近、渋谷でよく会うよね」
  • 結論や要点から話す
  • 意味や意図を伝える

「経済学に興味があって、関連書籍を何冊か読んでるんだ。特に行動経済学が面白くて...」


日常生活でのあるある比較

シーン1:旅行計画

感覚型(S)の場合

  • 詳細なスケジュールを作成
  • 1日目:9時ホテル出発 → 10時観光地A → 12時ランチ...
  • 予約済みのレストランリスト
  • 地図をプリントアウト
  • 交通手段を事前に調査

強み:効率的で無駄がない、トラブルに備えられる

直観型(N)の場合

  • 大まかな行き先だけ決める
  • 「沖縄に行って、海を楽しむ!」
  • 現地で気になる場所を探す
  • 予期しない出会いを楽しむ
  • 臨機応変に予定を変更

強み:柔軟性がある、予想外の発見がある

シーン2:就活の企業研究

感覚型(S)のアプローチ

  • 具体的なデータを重視
  • 売上高、従業員数、平均年収
  • 福利厚生の詳細をチェック
  • 実際の社員の声を収集
  • オフィス環境を確認

「この企業は売上高500億円で、従業員数は300人。平均年収は450万円で、残業は月平均20時間...」

直観型(N)のアプローチ

  • 企業のビジョンや文化を重視
  • 企業理念への共感
  • 将来性や成長性
  • 自分の可能性を想像
  • 働く意味や価値

「この企業のミッションに共感した。社会課題の解決に取り組んでいて、自分も貢献できそう...」

シーン3:友達への説明

質問:「週末何してた?」

感覚型(S)の回答

「土曜日は朝10時に起きて、近所のカフェで朝食を食べました。その後、駅前の書店で本を2冊買って、午後は家で読書してました。日曜日は友達と新宿で映画を見て、その後イタリアンで夕食を食べました。」

直観型(N)の回答

「リフレッシュできた週末だった!新しい本から色々インスピレーションを得られたし、久しぶりに友達と深い話ができて良かった。」


就活・キャリア選択での活かし方

感覚型(S)の強みと向いてる仕事

強み

  1. 正確性と注意力:ミスが少なく、細部まで気を配れる
  2. 実践力:学んだことをすぐに実行できる
  3. 現実的な判断:リスクを適切に評価できる
  4. 安定性:着実に仕事を進められる

向いてる職種

  • 経理・財務:数字の正確性が求められる
  • 製造・品質管理:細かいチェックが必要
  • 医療・看護:正確な手順と観察が重要
  • 事務・アシスタント:詳細な業務処理
  • エンジニア(実装系):具体的な技術を扱う

就活での自己PR例(S型)

「私の強みは、細部に注意を払い、正確に業務を遂行する力です。大学のゼミでは、200ページに及ぶ研究資料の数値データをチェックし、誤りを発見・修正しました。この経験から、正確性と責任感を持って仕事に取り組む重要性を学びました。御社の品質管理部門で、この強みを活かして貢献したいと考えています。」

直観型(N)の強みと向いてる仕事

強み

  1. 創造性とアイデア:新しい発想を生み出せる
  2. 全体把握力:複雑な状況を俯瞰できる
  3. 将来予測:トレンドや可能性を見抜ける
  4. 革新性:既存の枠を超えた提案ができる

向いてる職種

  • 企画・マーケティング:新しいアイデアが求められる
  • 研究開発:理論や仮説を扱う
  • コンサルタント:戦略立案や問題解決
  • デザイナー・クリエイター:創造性が必要
  • エンジニア(設計系):アーキテクチャを考える

就活での自己PR例(N型)

「私の強みは、様々な情報から新しい価値を見出す力です。大学のプロジェクトでは、既存のサービスの課題を分析し、全く新しいアプローチで解決策を提案しました。その結果、教授から『革新的な発想』と評価されました。御社の新規事業開発部門で、この創造力を活かして市場の変化を先取りした提案をしたいと考えています。」

タイプ別:面接での質問への答え方

質問:「あなたの強みは何ですか?」

感覚型(S)の回答

「私の強みは、正確さと実行力です。大学のプロジェクトでは、予算管理を担当し、誤差0.01%以内で収支を管理しました。この経験から、データに基づいた確実な業務遂行ができると自信を持っています。」

直観型(N)の回答

「私の強みは、全体を見渡して新しい可能性を発見する力です。大学のプロジェクトでは、当初の計画に固執せず、メンバーの意見を統合して より良い方向性を見出しました。この経験から、変化に柔軟に対応できると自信を持っています。」

ゆめスタからのアドバイス

高校生へ:進路選択のヒント

感覚型(S)の高校生

  • 実習や実技が多い学部・学科が向いています
  • 看護、工学、経営学など実践的な分野がおすすめ
  • インターンシップで実際の仕事を体験してみましょう

直観型(N)の高校生

  • 理論や研究が中心の学部・学科が向いています
  • 文学、哲学、基礎研究など探究的な分野がおすすめ
  • 将来のビジョンを描きながら選択しましょう

就活生へ:企業選びの軸

感覚型(S)の就活生

  • 業務内容が明確な企業を選びましょう
  • 研修制度が充実している企業がおすすめ
  • 安定性や実績を重視して判断しましょう

直観型(N)の就活生

  • 挑戦的な環境がある企業を選びましょう
  • ビジョンや理念に共感できる企業がおすすめ
  • 成長性や革新性を重視して判断しましょう

まとめ:自己分析を深めるアクションプラン

この記事では、感覚型(S)と直観型(N)の違いと、就活での活かし方を解説しました。

要点のおさらい

  1. 感覚型(S):具体的・現実的な情報を重視、「今、ここ」に焦点
  2. 直観型(N):抽象的・理論的な情報を重視、「未来、可能性」に焦点
  3. 就活での活用:自分のタイプを理解して、強みを効果的にアピール
  4. キャリア選択:タイプに合った職種や企業文化を選ぶ

今日からできる3つのアクション

  1. 自分のタイプを確認する無料MBTI診断を受ける
  2. 日常の行動パターンを観察する:旅行計画や勉強方法で、S型・N型どちらの傾向が強いか確認
  3. 自己PRを作成する:あなたのタイプの強みを具体的なエピソードで表現

どちらが良いということはない

感覚型も直観型も、それぞれに素晴らしい強みがあります。重要なのは、自分のタイプを理解し、強みを活かせる環境を選ぶことです。

また、苦手な部分を認識することで、チームワークで補い合うこともできます。


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執筆日: 2025-10-26 更新日: 2025-10-26 カテゴリ: MBTI基礎知識 タグ: MBTI, 感覚型, 直観型, 自己分析, 就活 執筆: 株式会社ゆめスタ コンテンツチーム

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