
MBTIで自己分析:就活で使えるフレームワーク【2025年版・5ステップ完全ガイド】
MBTIで自己分析:就活で使えるフレームワーク【2025年版・5ステップ完全ガイド】
「自己分析をしたいけど、何から始めればいいか分からない」「自分の強みが見つからない」——就活を始めたばかりの学生にとって、自己分析は最初の大きな壁です。
実は、MBTI(16タイプ性格診断)を使えば、体系的に自己分析を進められます。この記事では、MBTIを活用した5ステップの自己分析フレームワークを、具体的なワークシート付きで解説します。
このフレームワークを実践すれば、自分の強み・適職・キャリアビジョンが明確になり、自己PRや企業選びに自信を持てるようになります。
この記事で分かること
- MBTIを活用した自己分析の5ステップフレームワーク
- 各ステップで使えるワークシート(コピペ可)
- タイプ別の自己分析例(INFP、INTJ、ENFP、ISTJなど)
- 自己分析結果を自己PRや企業選びに活かす方法
読了時間: 約10分 実践時間: 約60分
目次
なぜMBTIで自己分析?3つのメリット
自己分析が就活で重要な理由
就活において、自己分析は全ての基盤となります。
自己分析ができていないと…
- 自己PRで何を話せばいいか分からない
- 志望動機が抽象的になる
- 企業選びの軸が定まらない
- 面接で深掘り質問に答えられない
2025年の就活調査(株式会社ゆめスタ調べ)によると、**内定を獲得した学生の92%**が「自己分析を十分に行った」と回答しています。
MBTIを使う3つのメリット
メリット1: 客観的に自分を理解できる
MBTIは、70年以上の研究に基づく信頼性の高い性格診断です。
主観的な自己分析の落とし穴:
- 「自分では気づかない特性」を見逃す
- 「周囲からどう見られているか」が分からない
- 「本当の強み」と「思い込みの強み」を混同
MBTIを使うメリット:
- 4つの指標(E/I、S/N、T/F、J/P)で体系的に分析
- 16タイプの詳細な特性リストで自己理解が深まる
- 科学的根拠に基づく客観的な視点
メリット2: 適職・働き方が明確になる
MBTIは、単なる性格診断ではなく、**認知スタイル(物事の捉え方・判断の仕方)**を分析します。
認知スタイルと仕事の相性:
| MBTIタイプ | 認知スタイル | 向いてる仕事 | 
|---|---|---|
| INTJ(建築家) | 戦略的・独立志向 | コンサル、研究開発、IT | 
| ESFP(エンターテイナー) | 現在志向・人間関係重視 | 営業、接客、イベント企画 | 
| ISTJ(管理者) | 実務的・計画的 | 経理、総務、製造管理 | 
| ENFP(運動家) | 創造的・柔軟 | マーケティング、企画、広報 | 
自分の認知スタイルを理解すれば、どんな仕事で力を発揮できるかが見えてきます。
メリット3: 自己PRが具体的になる
MBTIの結果は、自己PRの根拠として使えます。
抽象的な自己PR(NG例):
「私はコミュニケーション能力が高いです。」
MBTIを活用した具体的な自己PR(OK例):
「私はENFP(運動家)タイプで、人と関わることでアイデアが生まれる特性があります。
大学のプロジェクトでは、メンバー一人ひとりと対話し、個々の強みを引き出すことで、
チーム全体のパフォーマンスを30%向上させました。」
具体性があり、根拠が明確な自己PRは、面接官の印象に残ります。
5ステップ自己分析フレームワーク
それでは、MBTIを活用した自己分析フレームワークを、5つのステップで解説します。
準備:MBTI診断を受ける
まだMBTI診断を受けていない方は、先に診断を受けてください。
無料診断はこちら: ▶ 無料MBTI診断を受ける
所要時間: 約5-10分 結果: 即時表示
診断結果のメモを用意したら、以下のステップに進みましょう。
ステップ1: MBTIタイプの特性を理解する(15分)
やること
あなたのMBTIタイプの4つの指標と全体的な特徴を理解します。
ワークシート1: タイプ特性の整理
## あなたのMBTIタイプ: [   ]
### 4つの指標
1. **エネルギーの方向**: [ ] 外向型(E) / [ ] 内向型(I)
   - 特徴:
   - 日常での表れ方:
2. **情報の収集方法**: [ ] 感覚型(S) / [ ] 直観型(N)
   - 特徴:
   - 日常での表れ方:
3. **意思決定の基準**: [ ] 思考型(T) / [ ] 感情型(F)
   - 特徴:
   - 日常での表れ方:
4. **外界への接し方**: [ ] 判断型(J) / [ ] 知覚型(P)
   - 特徴:
   - 日常での表れ方:
### 全体的な特徴
- タイプ名:
- キーワード(3つ):
- 一般的な強み:
- 一般的な弱み:
記入例(INFPの場合)
## あなたのMBTIタイプ: INFP(仲介者)
### 4つの指標
1. **エネルギーの方向**: [✓] 内向型(I)
   - 特徴: 一人の時間で充電、内省的
   - 日常での表れ方: 週末は一人で読書や趣味を楽しむ
2. **情報の収集方法**: [✓] 直観型(N)
   - 特徴: パターンや可能性を重視、未来志向
   - 日常での表れ方: 「なぜ?」「どうなる?」と本質を考える
3. **意思決定の基準**: [✓] 感情型(F)
   - 特徴: 価値観や人間関係を重視、共感的
   - 日常での表れ方: 他者の気持ちを考えて行動する
4. **外界への接し方**: [✓] 知覚型(P)
   - 特徴: 柔軟で適応力がある、オープンマインド
   - 日常での表れ方: 計画よりも臨機応変に対応
### 全体的な特徴
- タイプ名: 仲介者
- キーワード: 理想主義、共感力、創造性
- 一般的な強み: 深い共感力、独自の価値観、表現力
- 一般的な弱み: 現実を見失いがち、決断が遅い、批判に敏感
ステップ2: 過去の経験と紐づける(20分)
やること
MBTIの特性が、あなたの過去の経験でどう表れていたかを振り返ります。
ワークシート2: 経験との紐づけ
## 経験との紐づけ
### 学生時代の経験
#### 経験1:
- 状況:
- 自分の行動:
- MBTIの特性との関連:
- 結果:
#### 経験2:
- 状況:
- 自分の行動:
- MBTIの特性との関連:
- 結果:
#### 経験3:
- 状況:
- 自分の行動:
- MBTIの特性との関連:
- 結果:
### 強みが発揮された場面
1.
2.
3.
### 弱みが出た場面
1.
2.
3.
記入例(INFPの場合)
## 経験との紐づけ
### 学生時代の経験
#### 経験1: ボランティア活動
- 状況: 地域の子ども支援ボランティアに参加
- 自分の行動: 一人ひとりの子どもの話を聞き、個別に寄り添った
- MBTIの特性との関連: 感情型(F)の共感力、内向型(I)の深い理解
- 結果: 子どもたちから「先生」と慕われ、活動が充実
#### 経験2: グループプロジェクト
- 状況: 大学のゼミでグループ発表
- 自分の行動: 最初はアイデア出しに貢献、後半は資料作成を担当
- MBTIの特性との関連: 直観型(N)の創造性、知覚型(P)の柔軟性
- 結果: チームの評価は高かったが、自分は期限ギリギリでストレス
#### 経験3: アルバイト
- 状況: カフェでの接客
- 自分の行動: お客様の様子を見て、声のかけ方を変える
- MBTIの特性との関連: 感情型(F)の共感力、知覚型(P)の適応力
- 結果: リピーターが増え、店長から評価された
### 強みが発揮された場面
1. 人の話を深く聞いて、本音を引き出せた(ボランティア)
2. 独自の視点でアイデアを提案できた(グループワーク)
3. 相手の状況に合わせて柔軟に対応できた(アルバイト)
### 弱みが出た場面
1. 期限を守るのが苦手でギリギリになった(プロジェクト)
2. 批判されると落ち込んで立ち直れなかった(ゼミ発表)
3. 大人数の場で自分の意見を言えなかった(学園祭実行委員)
ステップ3: 強み・弱みを言語化する(10分)
やること
ステップ2で整理した経験を基に、**就活で使える「強み」「弱み」**を言語化します。
ワークシート3: 強み・弱みの言語化
## 強みの言語化
### 強み1:
- 内容:
- 根拠となる経験:
- 企業にどう貢献できるか:
### 強み2:
- 内容:
- 根拠となる経験:
- 企業にどう貢献できるか:
### 強み3:
- 内容:
- 根拠となる経験:
- 企業にどう貢献できるか:
---
## 弱みの言語化(と改善策)
### 弱み1:
- 内容:
- 具体的な場面:
- 改善策:
### 弱み2:
- 内容:
- 具体的な場面:
- 改善策:
記入例(INFPの場合)
## 強みの言語化
### 強み1: 深い共感力
- 内容: 相手の気持ちを理解し、寄り添うことができる
- 根拠となる経験: ボランティアで子どもたちの本音を引き出した
- 企業にどう貢献できるか: 顧客の本質的なニーズを理解し、満足度向上に貢献
### 強み2: 独自の視点
- 内容: 他の人が気づかない視点からアイデアを出せる
- 根拠となる経験: ゼミのグループワークで新しい切り口を提案
- 企業にどう貢献できるか: 新商品開発や企画で独自の価値を生み出せる
### 強み3: 柔軟な対応力
- 内容: 状況に応じて臨機応変に行動できる
- 根拠となる経験: カフェのアルバイトで顧客に合わせた接客
- 企業にどう貢献できるか: 変化の多い環境でも適応し、成果を出せる
---
## 弱みの言語化(と改善策)
### 弱み1: 期限管理が苦手
- 内容: 計画的に進めるのが苦手で、締め切りギリギリになる
- 具体的な場面: グループプロジェクトで資料作成が間に合わなかった
- 改善策: タスク管理アプリを使い、小さな期限を設定して進捗管理
### 弱み2: 批判に敏感
- 内容: 否定的なフィードバックを受けると落ち込みやすい
- 具体的な場面: ゼミ発表で指摘され、数日引きずった
- 改善策: フィードバックを成長の機会と捉え、感謝の気持ちで受け止める
ステップ4: 適職・働き方を明確にする(10分)
やること
MBTIの特性と、あなたの強み・弱みから、どんな仕事・職場環境が合うかを明確にします。
ワークシート4: 適職・働き方の明確化
## 適職診断
### あなたに合う仕事の特徴
1. **仕事内容**:
   - どんな業務が向いているか:
   - 避けるべき業務:
2. **働き方**:
   - 一人で集中 vs チームワーク:
   - 計画的 vs 臨機応変:
3. **職場環境**:
   - 理想的な環境:
   - 避けるべき環境:
4. **評価基準**:
   - どう評価されたいか:
---
## 適職リスト
### 向いてる業界:
1.
2.
3.
### 向いてる職種:
1.
2.
3.
### 具体的な企業タイプ:
- ベンチャー / 大企業 / 中小企業:
- 業界:
- 社風:
記入例(INFPの場合)
## 適職診断
### あなたに合う仕事の特徴
1. **仕事内容**:
   - どんな業務が向いているか: 人の役に立つ仕事、創造性を活かせる仕事
   - 避けるべき業務: ルーチンワーク、数字ばかりの業務
2. **働き方**:
   - 一人で集中 vs チームワーク: 少人数チームが理想
   - 計画的 vs 臨機応変: 柔軟性がある環境
3. **職場環境**:
   - 理想的な環境: 価値観を共有できる仲間がいる、個性が尊重される
   - 避けるべき環境: 競争が激しい、成果主義が強すぎる
4. **評価基準**:
   - どう評価されたいか: 人への貢献、独自のアイデア
---
## 適職リスト
### 向いてる業界:
1. 教育・人材育成
2. 非営利団体(NPO)
3. クリエイティブ業界(出版、デザイン、映像)
### 向いてる職種:
1. カウンセラー
2. ライター・編集者
3. 人事・採用担当
### 具体的な企業タイプ:
- ベンチャー / 大企業 / 中小企業: 中小企業 or 社会貢献型ベンチャー
- 業界: 教育、福祉、クリエイティブ
- 社風: アットホーム、社員の個性を尊重
ステップ5: キャリアビジョンを描く(5分)
やること
最後に、あなたの将来のキャリアビジョンを描きます。
ワークシート5: キャリアビジョン
## キャリアビジョン
### 5年後の理想像
- 仕事:
- 働き方:
- 実現したいこと:
### 10年後の理想像
- 仕事:
- 働き方:
- 実現したいこと:
### そのために今すべきこと
1.
2.
3.
記入例(INFPの場合)
## キャリアビジョン
### 5年後の理想像
- 仕事: 人材育成に関わる仕事(研修企画、キャリアカウンセリング)
- 働き方: 企業の人事部、または独立してフリーランス
- 実現したいこと: 100人以上の学生・若手社会人の成長をサポート
### 10年後の理想像
- 仕事: 独立してキャリアコーチ、または教育系ベンチャー起業
- 働き方: 自分のペースで働ける、リモートワーク中心
- 実現したいこと: 自分の価値観を体現したサービスを提供し、社会に貢献
### そのために今すべきこと
1. 人材業界の企業でキャリアを積む(3-5年)
2. キャリアコーチの資格を取得
3. SNSやブログで発信を始め、個人ブランドを築く
タイプ別自己分析の実例
ここでは、人気の4タイプ(INFP、INTJ、ENFP、ISTJ)の自己分析例を紹介します。
実例1: INFP(仲介者)の自己分析
基本特性
- キーワード: 理想主義、共感力、創造性
- 強み: 深い理解力、独自の視点、柔軟性
- 弱み: 現実逃避しがち、決断が遅い、批判に敏感
適職
- 向いてる職種: カウンセラー、ライター、人事、クリエイター
- 向いてる環境: 価値観を共有できる、個性が尊重される
- 避けるべき環境: 競争が激しい、ルーチンワークのみ
自己PR例
「私はINFP(仲介者)タイプで、人の気持ちに深く共感する力があります。
大学のボランティア活動では、一人ひとりの子どもと向き合い、
彼らの潜在的な可能性を引き出すサポートをしました。
この経験から、人の成長を支援する仕事に強い関心を持ち、
御社の人材育成事業に貢献したいと考えています。」
実例2: INTJ(建築家)の自己分析
基本特性
- キーワード: 戦略的、独立志向、論理的
- 強み: 長期的視点、問題解決能力、自律性
- 弱み: 感情表現が苦手、柔軟性に欠ける、批判的
適職
- 向いてる職種: コンサルタント、研究開発、データアナリスト、エンジニア
- 向いてる環境: 論理が重視される、自由度が高い
- 避けるべき環境: 感情的な判断が多い、ルールが曖昧
自己PR例
「私はINTJ(建築家)タイプで、複雑な問題を体系的に解決する力があります。
大学の研究プロジェクトでは、データ分析を通じて新しい仮説を立て、
従来の方法を改善する提案を行いました。
この論理的思考力を活かし、御社のコンサルティング業務で
顧客の課題解決に貢献したいと考えています。」
実例3: ENFP(運動家)の自己分析
基本特性
- キーワード: 情熱的、創造的、柔軟
- 強み: アイデア豊富、人を巻き込む力、適応力
- 弱み: 飽きっぽい、計画性がない、細部を見落とす
適職
- 向いてる職種: マーケティング、企画、営業、広報、クリエイター
- 向いてる環境: 変化が多い、自由度が高い、チームワーク重視
- 避けるべき環境: ルーチンワーク、厳格なルール
自己PR例
「私はENFP(運動家)タイプで、新しいアイデアを生み出し、
周囲を巻き込む行動力があります。
学園祭の実行委員では、SNSキャンペーンを企画し、
来場者数を前年比50%増加させました。
この創造性と実行力を活かし、御社のマーケティング部門で
顧客とのエンゲージメントを高める施策を提案したいです。」
実例4: ISTJ(管理者)の自己分析
基本特性
- キーワード: 責任感、実直、計画的
- 強み: 正確性、信頼性、組織力
- 弱み: 柔軟性がない、変化が苦手、感情表現が少ない
適職
- 向いてる職種: 経理、総務、製造管理、銀行員、公務員
- 向いてる環境: 明確なルール、安定性、計画的に進められる
- 避けるべき環境: 変化が激しい、曖昧な指示が多い
自己PR例
「私はISTJ(管理者)タイプで、正確かつ計画的に物事を進める力があります。
サークルの会計担当として、3年間ミスなく予算管理を行い、
活動の透明性を高めました。
この正確性と責任感を活かし、御社の経理部門で
信頼される業務遂行に貢献したいと考えています。」
自己分析結果の活用法
自己分析が終わったら、結果を就活に活かしましょう。
活用法1: 自己PRを作成する
自己PRの基本構成
1. 結論(あなたの強み)
2. 根拠(MBTIタイプと経験)
3. 具体例(エピソード)
4. 企業への貢献
良い自己PR例(INFP)
【結論】
私の強みは、人の本音を引き出す共感力です。
【根拠】
私はINFP(仲介者)タイプで、人の感情に深く寄り添うことができます。
【具体例】
ボランティア活動では、悩みを抱える子どもたちと一対一で対話し、
彼らの本当の気持ちを理解することで、自己肯定感を高めるサポートをしました。
その結果、3人の子どもが「自分の夢を見つけた」と話してくれました。
【企業への貢献】
この共感力を活かし、御社の採用・人材育成において、
社員一人ひとりの可能性を引き出す支援をしたいと考えています。
活用法2: 企業選びの軸を明確にする
企業選びで重視すべき3つの軸
- 仕事内容: 自分の強みを活かせるか
- 働き方: 自分のスタイルに合うか
- 社風: 自分の価値観と一致するか
ワークシート: 企業選びの軸
## 企業選びの軸
### 絶対に譲れない条件(MUST)
1.
2.
3.
### できれば満たしたい条件(WANT)
1.
2.
3.
### 絶対に避けたい条件(NG)
1.
2.
3.
記入例(INFP)
## 企業選びの軸
### 絶対に譲れない条件(MUST)
1. 人の成長・幸福に貢献できる仕事
2. 個性が尊重される社風
3. ワークライフバランスが取れる
### できれば満たしたい条件(WANT)
1. リモートワーク可
2. 副業OK
3. 研修制度が充実
### 絶対に避けたい条件(NG)
1. 競争が激しすぎる
2. 長時間労働が常態化
3. 価値観が合わない(利益至上主義)
活用法3: 面接対策
深掘り質問への対応
面接では、自己PRに対して深掘り質問が来ます。
よくある深掘り質問:
- 「なぜそう思ったのですか?」
- 「具体的にどうしたのですか?」
- 「その経験から何を学びましたか?」
- 「弱みをどう改善していますか?」
対策: 「なぜ?」を3回繰り返す
自己分析の各項目に対して、「なぜ?」を3回繰り返して深掘りしておく。
例:
Q1: 「なぜカウンセラーになりたいのか?」
A1: 「人の成長を支援したいから」
Q2: 「なぜ人の成長を支援したいのか?」
A2: 「自分が悩んでいた時、カウンセラーに救われたから」
Q3: 「なぜその経験が今につながるのか?」
A3: 「苦しんでいる人の気持ちが理解できるから、
     同じように悩む人を支えたいと強く思う」
深掘りすることで、説得力のある回答ができます。
活用法4: 志望動機を作成する
志望動機の基本構成
1. 結論(なぜこの企業?)
2. 理由(企業の何に魅力を感じたか)
3. 自分との接点(自己分析結果との一致)
4. 貢献(自分ができること)
良い志望動機例(INFP)
【結論】
私は御社の「一人ひとりの可能性を引き出す」という理念に強く共感し、
人材育成事業に携わりたいと考えています。
【理由】
御社のキャリアカウンセリング事業は、単なる就職支援ではなく、
個々の価値観や強みを深く理解し、長期的な成長を支援している点が魅力です。
【自分との接点】
私はINFP(仲介者)タイプで、人の本質を理解し、
可能性を引き出すことに強いやりがいを感じます。
ボランティア活動でも、一人ひとりに寄り添い、
彼らの自己肯定感を高める経験をしてきました。
【貢献】
この共感力と傾聴力を活かし、御社のカウンセラーとして、
クライアント一人ひとりの人生に寄り添い、
最適なキャリアパスを共に描きたいと考えています。
まとめ:今日から始める自己分析アクションプラン
この記事では、MBTIを活用した5ステップの自己分析フレームワークを解説しました。
要点のおさらい
5ステップフレームワーク
- MBTIタイプの特性を理解する(15分)
- 過去の経験と紐づける(20分)
- 強み・弱みを言語化する(10分)
- 適職・働き方を明確にする(10分)
- キャリアビジョンを描く(5分)
合計: 約60分で自己分析完了
自己分析結果の活用
- 自己PR: 具体的な根拠を持って強みをアピール
- 企業選び: MUST・WANT・NGの軸を明確に
- 面接対策: 「なぜ?」を3回繰り返して深掘り
- 志望動機: 自分と企業の接点を明確に
今日から始める3つのアクション
アクション1: MBTI診断を受ける(10分)
まだ診断を受けていない方は、今すぐ診断を受けましょう。
アクション2: ワークシートを埋める(60分)
この記事で紹介した5つのワークシートを、1時間集中して埋めてください。
おすすめの進め方:
- 静かな場所で、スマホをオフにする
- 紙とペンを用意(手書きの方が考えが整理される)
- 正直に、自分の言葉で書く
アクション3: 友人・家族に共有する(15分)
自己分析の結果を、信頼できる友人や家族に共有しましょう。
なぜ共有するか?:
- 他者からの視点で気づきが得られる
- 自分では気づかない強みを教えてもらえる
- アウトプットすることで理解が深まる
質問例:
- 「私の強みって何だと思う?」
- 「私ってどんな仕事が向いてると思う?」
- 「私の弱みってどこだと思う?」
ゆめスタからのメッセージ
自己分析は、就活の「地図」です。
地図がなければ、どの方向に進めばいいか分かりません。 逆に、地図があれば、迷わず目的地に到達できます。
MBTIを使った自己分析は、あなたの「強み」「適職」「キャリアビジョン」という地図を描く作業です。
この記事で紹介したフレームワークを実践すれば、 自信を持って就活に臨めるようになります。
株式会社ゆめスタは、高卒採用・就活支援で数多くの学生をサポートしてきました。 その経験から、自己分析の重要性を痛感しています。
一度時間を取って、しっかり自己分析をしてください。 その投資は、必ずあなたの就活を成功に導きます。
あなたのMBTIタイプを診断してみませんか?
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自己分析の第一歩として、まずは診断を受けてみましょう。
執筆日: 2025-10-26 更新日: 2025-10-26 カテゴリ: 就活・面接対策 タグ: MBTI, 就活, 自己分析, フレームワーク, キャリア 執筆: 株式会社ゆめスタ コンテンツチーム
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